Money

日本は世界と比べてみても金融教育が行われていないため、お金について何も知らずに

私も含め社会人になってしまう人が多くいます。

私は、子どものころからお金がなくても欲しいものがあれば手に入れる。

手に入れなければ気が済まないので、借金しても車を買ったり、

時計を買ったり、最悪はパチンコに毎週末は通って数万円をロストしていました。

今思えば、数千万円は浪費してと思います。

地方なら家が買える!

今頃賃貸物件でもあったら、数万円は不動産収入があったでしょう。

こんな無駄な浪費癖があったのも、お金の勉強は大人になるまで一切していませんでした。

お金の勉強をする時期は、やいたいと思ったときに始めるべきですよ。

はやく、お金の基礎を学んでください。

「お金について知らない」では、ぷちFIREはできません。

お金のしくみを知れば知るほど興味深いものになり、お金に振り回されたり、騙されたりしなく

なるでしょう。

例えば、宝くじで1億円当たってても、お金の知識がない人がそんな大金を手にしたら

欲望のまま高級住宅や高級車を購入したり散財して、破産する場合が多々あります。

お金は使い方と付き合い方が重要です。

ぷちFIREのために、お金のしくみを確認しましょう

お金とは何?知らないと世の中は見えない

お金の始まり

大昔はお金がなかったので、「ブツブツ交換」で欲しいものを手にいれていた。

交渉相手が気に入ってもらえれば、いいのですが、いらないものだったら

他の人を探して交渉する必要がありますので、取り引きが成立するまでに時間がかかっていました。

めんどくさいですネ。

例えば、肉を持っている人がお米が欲しいとすると、お米を持っている人を探して

交渉する労力が必要でした。

そこで登場したのが「お米と布」の物品紙幣です。お米と布は、たいていの人々が欲しがるため

値打もあり、交渉する手間も省けたそうです。

取り引き成立が難しいブツブツ交換⇒物品紙幣の登場

しかし、お米も一生保管ができないのと保管スペースも必要になりますので不便を感じました。

中国では貝をお金の代わりとして活用するようになりました。

そのな歴史から、お金関係の漢字には、財・貯・貧など貝を使っているそうです。

しかし、貝も割れるなとするため金、銀などを加工した貨幣が誕生しました。

日本最古の貨幣は和同開珎で708年のことです。

それから時がすぎ、貨幣も大量に持ち歩くことが不便なため、金貨を預かり、その引き換えに

預かり証を出す「両替商」が登場しました。

これが紙幣、銀行の始まりです。

また、金を交換できることを金本位体制といいますが、日本は1931年に廃止しました。

現在の紙幣は、信用で価値を見出してお金として機能しています。

お金の3つの役割とは?

お金の役割は大きく3つになりますので、覚えておきましょう。

お金には価値はなく便利に生活するためのツールです。

現在では電子マネーや仮想通貨などが代わりにお金の役割を果たしています。

★ブツブツ交換を容易にした。買うとは「交換」のこと

★モノの価値の尺度を数値化できる

★価値を貯める。肉、魚を腐ってしまうと価値が下がる。

お金は天下の回りモノ

例えば、スーパーで食品を買ったとすると、まずスーパーへお金が払われ

食品をつくっているメーカーへ支払いをします。そのお金は、メーカーの社員の給与や輸送費など

に使われます。

そうやってお金は世の中をグルグル回っています。

また、食品を買った代金には消費税も含まれ、スーパーが国へ納めます。

社会へ還元されたお金の一部は、税金として国へ戻ります。

これを経済循環といいます。

会社も家計も同じで、人間でいえば血液と同じ役割です。

血管がつまって、血が流れ亡くなれば人は死にます。

会社も国も同じです。

モノの値段はそうやってきまるの?

需要と供給で決まります。

需要とは? 消費者が商品を求める量です。

供給とは? 生産者が商品をつくっている量です。

需要<供給=値段が下がる

需要>供給=値段が上がる

ただ、長い目でみると需要と供給は釣り合うようになります。

例えば、ピカソのような絵画を描けても欲しい人(需要)がいなければ

値段は安くなりますし、もっと言えば売れないかもしれません。

副業をするにしても、この関係をよく考えなければお金の流れは良くなりません。

暮らしに必要なお金を知る

はやくFIREを達成したいならば、人生にかかるお金をまず知っておくこと。

万が一の時にも、安心できるお金は最低限必要です。

その準備、基礎知識をもっておきましょう!

結婚

令和時代であh、結婚する前にかかるお金をあまりかけずに

自分たちへの投資に使う人たちが増えていますが、一応知っておきましょう。

あるブライダルの記事による平均費用は、

・婚約指輪 35万円 ・結納 20万円 ・両家顔合わせ食事代 6万円 ・挙式 350万円

・結婚指輪 25万円 ・新婚旅行 60万円 ・新生活準備 引っ越し、家具、電化製品 100万円

合計 600万円 

ちなみに私は100万円くらいに抑えましたヨ)

20年ほど前になりますが、結婚指輪も買ってません。

披露宴もやってません。結婚する前に同姓していたので、アパートも借りてましたし、

新婚旅行も言ってないし、ただ挙式は海外であげたので、そこだけ支出がありました。

それでもお互い満足でしたよ!

出産費用

出産にかかる費用は、少子化の時代もあって、一時負担しますが、ほぼ戻ってくるか利益が出ます。

会社員ならば、育児休暇はとるとお得です。

うちの場合は、アメリカで駐在しているときに

妻が現地で出産したので、出産費用はまるまる会社が負担してくれました。

おまけに、日本大使館に出生届を出したあと、息子が6か月になってから飛行機に搭乗できるので

日本に帰国し、市役所に出産育児一時金の申請を出すことで42万円ゲットしました。

結局、我が家には50万円ほど利益がでた計算になります。

・出るお金は、分娩・入院費 50万円くらいです。

出産するともらえるお金 

・出産育児一時金 42万円 (会社員なら健康保険から)

・児童手当 年収によって5,000~15,000円

・主産手当金 給与の2/3

・育児休業給付金 日給の67%

教育費

幼稚園から大学までにかかる費用は、公立か私立かでかわります。

また医学部は別格でのぞくいて、私立中高一貫から私立大学までに1,000万から2,000万円

はかかりますので、計画的に考えていく必要があります。

住宅費

住宅は、購入派と賃貸派でわかれますが、その人の人生設計によって決めることが

望ましいと思います。

■ある家庭の事例

■賃貸に住み続けた事例

■家を購入した事例

■賃貸と購入コスト比較

賃貸の場合は、高齢者は貸主に敬遠される傾向があるので、新たな賃貸物件を探しにくくなります。


購入した場合は、支払総額が大きい代わりに、資産価値があるので、長期的に見て持ち家がお得になる傾向があります。

出典:OPEN HOUSE WEBSITEから

車にかかる費用

新車・中古車を購入する、リースやレンタカー・カーシャアなどがあります。

車両の維持費

車両購入後にかかる一般的な維持費の概算を、1.5Lクラスのクルマをモデルケースに出してみました。

これらの費用をわかりやすくするため、「1年間当たり」と「1か月当たり」費用は次の表のようになります。

こちらは維持費のみなので、実際にはこの他に車両の購入費用がかかります。

また、自動車保険や整備費用、駐車場代、燃料代は、車種や加入条件、走行距離、年式、消耗具合などで大きく変わってきます。

出典:JA共済

タイムズの標準料金

年間40万から50万円も車の維持費はかかりますので、週1のドライブなら、断然タイムズレンタカーが安価です。

会社員として働く、給与をもらう

まず、若い方のために会社員の良い面と悪い面をあげてみました。

何をしてらよいか、やりたいことがない方は

会社員になってみて考えることも一つの手段です。

大企業であれば、社会人として生きていくためのルール・マナーなどの教育や研修をやってくれます。

中堅社員になっても幹部候補生になれば、MBAをとれるような教育や

英語の習得をできるスクールを企画している企業も多いため

個人で受講すると膨大なお金が必要ですが、それを会社が肩代わりしてくれます。

そのあとに事業を立ち上げることも、今後のぷちFIREのあり方かもしれません。

■会社員のメリットとデデメリット

<メリット>

  • 収入が安定している
  • 時間外や深夜労働などの手当てがある
  • 労働時間、休日が決まっている
  • 有給休暇がある
  • 住宅ローンの審査が通りやすい
  • 社会保険料の一部を会社が負担してくれる

<デメリット>

  • 固定給なので、成果を上げてもそれに見合った収入にはならない。
  • 会社の方針に沿って仕事をする必要がある
  • 大企業でも倒産する時代で職を失ったときの転職が大変

また、とりあえず大学はいっておきましょう。

生涯賃金が高卒と大卒と中小と大企業では、1億円以上も平均値でかわります。

下のグラフは、正社員と非正社員の給料の差異をしめしています。

これをみるとやはり、大学卒業して大企業へ正社員となることが、お勧めといえます。

しかし、これはあくまでの平均値で、やりがいや将来性を考えると

ずっと会社員でいいのか?

はその人の納得感で変わってきます。

自分が納得できればいいのです。

個人事業主として稼ぐ

フリーランスは自分の判断で働けるがリスクは大きい。

当たり前だが、自分の成功、成果分だけお金も稼げる魅了はあります。

個人事業主としてのメリットとデメリットをはなにか?

<メリット>

  • 定年がない
  • 勤務時間を自分で決めることができる
  • 売上が伸びた分収入になる
  • 自分の判断で、やりたいことができる
  • 仕事に関する費用はみな節税対象になる

<デメリット>

  • 収入の保証が突然なくなる
  • 仕事の負荷の変動がある
  • 住宅ローンの審査、カードの審査が通りにくい
  • 退職金はない
  • 加入できる社会保険が少ない
  • 公的年金が少ない

副業をして稼ぐ

すき間時間でぷち副業で少しでも収入を増やす。

コロナ渦で、在宅勤務者も増えた。

そんな人は通勤時間が浮いた時間を活用して副業をすることはチャンスです。

よくある副業をまとめてみました。

  • モニター
  • アフィリエイト
  • 家事代行
  • 翻訳
  • 家庭教師
  • YouTuber
  • Webデザイナー
  • フリマ、メルカリ転売
  • 株投資

もしものときに役立つお金を知ろう

申請すればもらえるお金を2021年4月時点で調べてみました。

コロナ渦で一過性のものもありますが

社会保障制度として、申請すればもらえるお金とご紹介します。

<災害支援として>

  1. 新型コロナ関連給付金

<仕事>

  1. 失業給付(基本手当)
  2. 労災保険の休業給付
  3. 未払い賃金立て替え制度
  4. 教育訓練給付金

<育児>

  1. 乳幼児医療費助成
  2. 私立幼稚園就園奨励費補助金任意失業給付(基本手当)
  3. 任意予防接種の助成制度
  4. 認可外・認証保健所の保育料補助金
  5. 児童手当
  6. 育児扶養手当

<けが・病気>

  1. 傷病手当金

<住宅>

  1. 住宅リフォーム助成制度
  2. すまい給付金
  3. 生ごみ処理機の補助金
  4. 高効率給湯器などの補助金

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